尿酸値が高くなる原因とは？

食事は尿酸値に影響する大きな要因の1つで、食品に含まれるプリン体は尿酸の原料になります。

プリン体はほとんど全ての食品に含まれており、一般的にビールやレバー、白子などの食品に多く含まれ、プリン体を過剰摂取することで尿酸値の上昇に繋がります。

 

太っている方の多くは食事でのカロリー摂取量が多いので、比例してプリン体の摂取量が増えるでしょう。その中でも内臓脂肪が多いと尿酸の尿への排出が抑制され、尿酸値が上がってしまいます。

 

アルコールには尿酸の生成を促す働きがあり、同時に腎臓の機能を低下させて尿酸の排出を抑制してしまいます。その為、過剰なアルコール摂取は尿酸値を上げてしまうのです。

 

尿酸値の改善には運動が良いとされていますが、高負荷のトレーニングや短距離走といった無酸素運動を行うと大量のエネルギーが消費され、尿酸が大量に作られてしまいます。

また、発汗で脱水状態になった場合でも尿酸値は上昇するので、運動中の水分補給は重要です。

 

以上のように、尿酸値は複数の要因で高くなります。遺伝的要因や激しい運動もありますが、要因のほとんどが過剰なプリン体の摂取です。

適切な生活習慣を心がけ、尿酸値が高くならないように注意しましょう。